和のオーベルジュ「柿本家」公式サイト

秋深まり、お食事に温かさと季節感を求めるお客様が増えるこの頃。
和のオーベルジュ柿本家にも、先日「せっかくの旅だから、カニを使った料理を楽しみたい」という特別なリクエストをいただきました。
今回はそのご要望にお応えするため、兵庫津居山の鮮魚店から活ガニを直接仕入れました。

津居山周辺は、冬のカニの名産地として知られ、仲買人の方々がその日の水揚げから質の良いものを選び抜いてくれます。
当館に届くのは、身の張りや鮮度に自信を持っておすすめできるカニばかり。
甲羅の色つや、脚にみっしりと詰まった身、瑞々しい香り。写真でも十分伝わるその存在感に、調理前から料理人も胸が高鳴ります。

冬のカニは、そのひとしずくの出汁にまで季節の豊かさが宿りますよね。さてどのような調理方法でご提供しようか・・焼きで香ばしさを引き出すか、刺しで繊細な甘さを味わうか。カニのポテンシャルの高さはまさに冬のスターと言えますね。

今回お客様からは、「奈良でこんな本格的なカニが味わえるとは思わなかった」と驚きの声を頂きました。
季節の贅沢を楽しめる宿として選んでいただけることを光栄に思います。

冬の奈良でゆっくりとした時間と、心に残る一皿を。和のオーベルジュ柿本家で皆さまのお越しを心よりお待ちしております。